12月25日、林部智史さんのミニライブに酔いしれ、帰宅してクリスマスをお祝いし、聴き逃したラジオ番組をRadiko で聴き終わった今です。
北海道のラジオ局HBC
毎週土曜日の26時〜26時30分
(毎週日曜日の午前2時〜2時30分)です。
リスナーがクリスマスを交際相手と楽しく過ごしたエピソードが読まれ、微笑ましく思いました。
交際相手がいらっしゃらない林部さんは、羨ましそう(笑)。
林部さんがどうとかではなくて、世間一般いつの間にかクリスマス(特にイヴ)は交際相手と共に素敵な夜を過ごすもの、ということになっています、よね?
私はそれを強く感じます。
なんでこんなことになっちゃったんだろうかなと思っていたところ、興味深い記事を見つけました。
以下、その記事です。↓
『エキサイトニュース
ユーミン『恋人がサンタクロース』を反省 「社会の呪縛になった」
松任谷由実がクリスマスソングの定番となった『恋人がサンタクロース』について自身のラジオ番組で語った。同曲は1980年12月にアルバム収録曲として世に送り出されたが、当初はロック調のクリスマスソングを作ろうといったノリで書き始めたという。ところがこの『恋人がサンタクロース』は、やがて生みの親の手を離れて社会現象を起こす存在となっていく。(中略)
12月16日のラジオ番組『松任谷由実のYuming Chord』(TOKYO FM/JFN)は、“Winter Hollidays Collection ~Yuming's Christmas”をコードに放送した。(中略)
彼女は「自分でいうのもなんだが」と前置きして「“恋人がサンタクロース”というフレーズが社会への呪縛のようになったかも」「クリスマスをそういう風な日にしてしまったかもしれなくて。反省してもはじまらないんですけど」と振り返った。
実は 12月13日にTBS系で放送されたバラエティ番組『マツコの知らない世界』でクリスマスソングを取り上げた際に、音楽ライター・冨田明宏さんが『恋人がサンタクロース』によって「クリスマスは恋人と過ごすもの」というブームが起きたと説いていた。作者であるユーミンがそのように反省するのだから、彼の説は外れていなかったのだ。
出典:https://twitter.com/yuming_official
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)』
引用終わり。
私は、冨田明宏氏が言うように『恋人がサンタクロース』によって「クリスマスは恋人と過ごすもの」となった、というよりも、商業主義がクリスマスを利用加速する中で、恋人と過ごすためのマニュアルを雑誌・テレビ等が煽り、新たなクリスマスの概念が出来上がって行く過程で、この歌がピッタリハマってヒットしたのではないか、と考えていました。
歌のことから話は変わりますが、米国商業主義のクリスマスが日本に取り入れられる過程やら、歴史やら、とにかく興味深い論文を見つけましたのでおしらせします。
『クリスマス消費の変容に関する研究 : 構築主義的アプロ ーチによる理解』という博士論文です。
著作権等ありますので、引用はしません。
http://www.lib.kobe-u.ac.jp/repository/thesis/d1/D1002293.pdf
で、長くなりましたが、このブログで私が真に言いたかったことは、
「クリスマスはこうあるべき、は社会の押しつけ! 気にしない、が正解!」
ということです。
林部さんも、どうか気にせずに!
恋愛禁止を貫いてください(笑)。
って、落としどころがそこか…?
読んでくださってありがとう。